DISERD school story*配役設定[順次更新有]
DISERDのキャラクターたちで織り成す学園パロディ、DISERD school story。
パロディ世界での配役設定です。キャラが増えれば順次追加します♪
※当時の連載順で陽炎までのメンバーです。第二部初登場の森組は後で追加します。
パロディ世界での配役設定です。キャラが増えれば順次追加します♪
※当時の連載順で陽炎までのメンバーです。第二部初登場の森組は後で追加します。
DISERD学園
ここに学年という概念はない……
秋口に始まり、梅雨に1年が終わる義務教育機関。
つまり、9月に始まり、6月の終わりまである外国の学校に近いのだ。
-主人公一味-
主人公:アズウェル・クランスティ
つい最近学園に来た留学生。
生徒指導主事ルーティングと仲が悪い。金髪のことで度々ぶつかる。
「だから地毛だって言ってんの!!」
全校で一番問題のZ組所属。放送委員長アキラと仲が良い。部活は陸上。
西洋史と体育が得意。授業ではよく当てられるが大抵答えられない。
でもテスト点はほぼ満点。家での勉強量が半端ないとの噂。
父親が白い獣、母親が緑の小動物という変わった家庭で育っている。
ディオウ
アズウェルの父親的存在の白い獣。
アズウェルが成績が良いのは、父親の教育の賜物らしい。
「アズウェル、テストを見せろ」
ラキィ
アズウェルの母親的存在の緑の小動物。
アズウェルの弁当はいつもパン。でも美味しいらしい。
DISERD学園PTA副会長。
もう一人のPTA副会長とつるむと、会長ですら黙らせてしまう。
「もちろん、賛成よね?」
-学園の猛者たち-
学校長:シルード・ウィズダム
若くして学園の長を務める。
爽やかな笑顔がトレードマーク。
校長講話では和やかな空気が体育館に流れる。
「皆さん、おはようございます♪」
生徒指導主事兼学校長補佐:ルアルティド・レジア
学園一の苦労人。剣道部&陸上部顧問。
通称ルーティング。一部の生徒からリュウ先生と呼ばれている。
アズウェルには眼帯のせいか「海賊先生」と呼ばれている(不服らしい)。
授業は特に持っていないが、何故か技術の授業に出てきて指導する。
いつもZ組の生徒に頭を悩ませている。
「仕事を、増やすな……」
Z組担任兼音楽教師:ザント ※雪うさぎ登場キャラ
問題クラスの担任。と言っても放任主義。
保健室の先生であるネーヴェの旦那。
一応吹奏楽部&合唱部顧問で、バスケ部も顧問だが、全て放任主義。
留学生アズウェルと、娘のスニィに滅茶苦茶甘い。
「アズウェル、スニィ。ケーキ食いに行こうぜっ」
彼も金髪だが、年上のせいか、ルーティングに注意されたことはない。
Z組副担任兼物理教師:ショウゴ・ディレイス
ザントと同様放任主義の副担任。剣道部副顧問。
何故彼らがZ組を任されているのか、ルーティングはいつも首を傾げている。
物理担当だが、基本的に理論無視。実演だけで教える。
「身体で覚えた方が早いでしょー?」
-Z組の生徒たち-
R長(ルーム長):クエン
明るく正直に感情を表すところがクラス内で評判がいい。
ロウドやマツザワが生徒会の方で役を持っているため、
クラス内での推薦でR長を任された。
とは言え、Z組で話がまとまることはほとんどなく、
副R長のソウエンの一喝で大体決まる。
「兄弟が切れる前に決めてくれよ」
オールマイティーに物事をこなせる。
副R長:ソウエン
実質、クラスの権力を握っている。
不良頭のヒウガでさえ、黙らせてしまうと言う恐ろしさ。
「話を聞け。それとも灰になりたいか」
背は小さいが頭も良く運動神経も抜群。
マツザワと常に学校トップを争っている。
生徒会長:ロウド
「リルに手ぇ出したら締めるぜ?」
いつも副会長と行動している。
サッカー部キャプテン。
副生徒会長:リル
「ロウドー、お昼一緒に食べよ~!」
校内一の美少女だが、ロウドがいるため誰も手を出さない。
サッカー部マネージャー。
応援団長:カツナリ ※陽炎登場キャラ
母親には頭が上がらないとか。
教師だろうが何だろうが、母親ヤヨイの命令ならば脅して任務を全うする。
柔道部で黒帯。剣道もかなりの腕。
たまに剣道部顧問のルーティングと手合わせしている。
大会の助っ人として、剣道部部長マツザワから参加要請が来ることも。
「大会ッスか? 存分にやらせてもらうッスよ」
風紀委員長:マツザワ・コネクティード
一部、ミズナと呼ぶ者有り。
「風紀を乱す者は許さない」
放送委員長アキラとの喧嘩は日常茶飯事。
剣道部部長。他に茶道部、書道部を兼部している。
ルーティングの妹で、PTA会長の娘。
成績は学校トップ。たまにソウエンに負けることもある。
中でも得意なのは国語、体育。
放送委員長:アキラ・リアイリド
マツザワを呼びたいときに、無視できないように全校放送で流す困った委員長。
音声がフルで全校に流れるため、放送室での喧嘩もリアルタイムで放送される。
校内では「痴話喧嘩放送が始まったw」と言われているが、
当人たちは気付いていない。
アズウェルとよく一緒にいる。ユウの兄。得意教科は数学・体育。
剣道部実力ナンバーワン。顧問に部長を頼まれたが、断ったらしい。
「わいはそないな器やあらへんで」
美化委員長:タカト ※一応陽炎登場キャラ
物静かな青年。年齢は高い方ではあるが顔と声が幼い。
それがコンプレックスなため、普段は鼻から下を黒い布で覆っている。
校内に花を飾ったり、学内植物全般の面倒を見ている。
「……水の上げ過ぎは……かえって、毒だ」
華道部のユウとはそれなりに仲が良い。
普段はもっぱら応援団長カツナリの傍で読書をしているが、
多忙のルーティングを見かねて手伝うこともある。
ルーティング曰く、Z組の中で一番信頼できる人物。ちなみに二番はクエンらしい。
保健委員長:ユウ・リアイリド
保健室の天使と呼ばれている。
「もう、大丈夫ですよ」
彼女に保健室に連れて行ってもたいたいが故に、
仮病を装ったり、わざと怪我をする阿呆が後を絶たない。
得意教科は化学。部活は合気道、華道に所属。
保健副委員長:スニィ ※雪うさぎ登場キャラ
Z組担任ザントと保健室の先生ネーヴェの娘。
ふんわりとした笑顔が人気。保健室の妖精と呼ばれている。
ダンス部所属。アズウェル大好き。両親大好き。甘いものも大好き。
「アズウェル、お父様とケーキ食べに行きましょう」
生物委員:キセル
動物立ち入り禁止の学園だが、
特例で何人か教師がペットを連れてきている。
彼らの世話が主な仕事。
よく保健室にいる。人体模型アルバイトのスカロウと仲が良い。
無口だが、その幼い容姿から年上の女生徒に人気だとか。
苦手科目は音楽。ザントも苦手らしい。
「歌、好きじゃ、ない」
不良頭:ヒウガ
学校一の不良。
態度もでかい上に、授業もよくサボる。
ショウゴの授業は一度も出たことがない。
だが体育だけは得意らしく、人に負けることを嫌う。
バスケ部キャプテン。
「てめぇらなんか、俺様の敵じゃねぇーんだよ」
ヤンキー娘:ユンア
女生徒の中では一番の問題児。そんで馬鹿。
「授業~? ヒウガ出ないんでしょ~ぉ?」
ヒウガとよく行動を共にしている。ヒウガが好き。
バレー部のエースアタッカー。
教師嫌いの眼鏡少年:セロ
勉強は出来るが、教師が大嫌い。
例外で、ルーティングの前だけは素直な態度を取る。
弓道部所属。実力はトップだが、部長などはやりたがらない。
「個人技がいいんですよ。団体戦なんか、僕興味ないですから」
-Z組教担の先生たち-
西洋史:フェルス
サッカー部顧問。古代の歴史からかなり博識。
アズウェルやロウドに「じっちゃん」と呼ばれ慕われる。
アズウェルと同じ家に住んでいるらしい。
「サンタというのは実在の人物なんじゃよ」
日本史:コウキ・コネクティード
合気道顧問、柔道副顧問。剣道部からも声がかかっているが、多忙故断念。
非常勤講師である。抜き打ちテストなどを平然と行う。
「今から配る用紙に、黒板の問の答えを記せ」
また、マツザワとルーティングの父親であり、PTA会長も務める。
厳格なオーラを放っているが、副会長2人組には敵わない。
化学:ゼノン
やることが怪しすぎて、ユウ以外はほとんどついて行けない。
辛うじてマツザワとソウエン、アキラが授業について行こうと努力している。
どこから入手したのか、奇っ怪な薬品を多数持っている。
テストに仮面の絵を描くと点数が上がるらしい。
「素敵な仮面のデザインを考えてネ」
英語:ピエール・ポプキンス
変な書物を読ませられる。
ちなみに、学校にいるピエールは傀儡なので、
本物を見た者は学校長だけらしい。
寝ている生徒は容赦なくステッキで目玉をつつく。
故に、Z組はピエールの授業を一番真面目に受けている。
「そんなに寝たいなら、寝かせて(殺して)あげまショウ」
国語:セイラン ※雪うさぎ登場キャラ
語学同好会顧問。
語学の達人で数カ国語は扱えるという。
授業は割とゆるめ。
たまに嘘を生徒に教えることも……。
年齢不詳の美青年。
「私の歳? 謎は多い方が素敵でしょう?」
数学:親方さん
本名を知る者はいないという謎めいた人。
独特の訛りで理論を説明していくため、マツザワは数学が苦手。
テストではソロバン持ち込み可。
「数と玉。こいつらと仲良くなればええんや!」
体育:アヤ
バレー部顧問。怖い女教師。
サボる奴らは容赦なく叩き潰す。
手を握られたら、骨折の覚悟をしなければならない。
常にリンという子狐のような小動物を肩に乗せている。
「リン、サボっている奴は今何人だ?」
美術:エレク
美術部顧問。
美術室には常時黒バラが生けられている。
女生徒にはめっぽう甘い。
その代わり男子生徒への評価は厳しい。
例外でキセルとアズウェルはそこまででもない。
本人たちはあまり嬉しくない差別の仕方だが。
「僕は美しいものが好きなんだよ」
技術:スチリディー
実際に授業をしたことは皆無。何故なら教えられないから。
それ故、ルーティングがわざわざ技術の時間だけ授業をやりに来る。
教師免許をどのようにして手に入れたのかは謎である。
アズウェルに対する評価は高い。通知表は当然ルーティングが付けているが。
「アズウェル君、君はいつも満点だね。これも直しておいてくれ」
保健:ネーヴェ ※雪うさぎ登場キャラ
主に保健室に待機し、やって来た生徒を温かく迎える。
保健室の女神と呼ばれている。
バレンタインに彼女からチョコを得ようとする男子生徒が多い。
ちなみに、貰えたのはザント、アズウェル、ロウド、
アキラ、キセル、セイランだけらしい。
アキラについて、彼女は、
「アズウェルのお友達? なら、素敵な子なのね」
とそれだけで上げたとのこと。
家庭科:キヨミ
手料理は絶品らしい。華道、茶道部顧問。
彼女の授業は、生徒たちに料理を振る舞うこと。
故に家庭科の授業の人気は異常に高い。
「みんな、美味しい?」
マツザワとルーティングの母親、即ちコウキの妻。
心理学:ヤヨイ ※陽炎登場キャラ
コウキと同じく非常勤講師。柔道部顧問。
また、PTA副会長。カツナリの母親的存在らしい。
どのような授業をしているのか、一切情報は公開されていない。
生徒も口外することを恐れている。
「ヤヨイの言うこと聞けないの?」
-その他の学校の人たち-
事務:ネビセ
書類は山にして大体どっかに姿を消している。
「こんな紙切れ、ゴミに出しちゃえばいいじゃな~い」
ルーティングの悩みの種の一つ。
人体模型アルバイト:スカロウ
普段は保健室にいる。
Z組の人間にはあまり驚かれないが、
他の組の生徒たちからは「七不思議の一つ〝真昼の骸骨〟」として有名。
「アッシ、有名らしいッスねぇ~」
キセルの保護者的存在。
警備員:ゲンチョウ
侵入者を発見し次第、学校長及び学校長補佐に報告している。
その他、学校長からの緊急通達を届けるという仕事もしている。
「迅速に、必ずや届けよう」
警備員:ガンゲツ
主に侵入者の撃退をしている。
彼に踏みつぶされたら、足一本は失うと考えるべき。
最前の砦である。
「この学園に手を出すなど、愚かなことを」
情報屋:リン
アヤ以外にはあまり情報を渡さない。
一部の人間には売ることもある。
「あにゃた、今回のテスト順位知りたいにょ?」
夜の亡霊:スイカ
夜のプールに出るという。
七不思議の中で最も恐れられている。
出くわした者は、恐ろしさのあまり昏倒する。
「答えろ。貴様、何故この時間にここにいる!?」
DISERD school storyは最初から終わりまでギャグです。
掲載回数はそんなにないかとは思いますが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
ここに学年という概念はない……
秋口に始まり、梅雨に1年が終わる義務教育機関。
つまり、9月に始まり、6月の終わりまである外国の学校に近いのだ。
-主人公一味-
主人公:アズウェル・クランスティ
つい最近学園に来た留学生。
生徒指導主事ルーティングと仲が悪い。金髪のことで度々ぶつかる。
「だから地毛だって言ってんの!!」
全校で一番問題のZ組所属。放送委員長アキラと仲が良い。部活は陸上。
西洋史と体育が得意。授業ではよく当てられるが大抵答えられない。
でもテスト点はほぼ満点。家での勉強量が半端ないとの噂。
父親が白い獣、母親が緑の小動物という変わった家庭で育っている。
ディオウ
アズウェルの父親的存在の白い獣。
アズウェルが成績が良いのは、父親の教育の賜物らしい。
「アズウェル、テストを見せろ」
ラキィ
アズウェルの母親的存在の緑の小動物。
アズウェルの弁当はいつもパン。でも美味しいらしい。
DISERD学園PTA副会長。
もう一人のPTA副会長とつるむと、会長ですら黙らせてしまう。
「もちろん、賛成よね?」
-学園の猛者たち-
学校長:シルード・ウィズダム
若くして学園の長を務める。
爽やかな笑顔がトレードマーク。
校長講話では和やかな空気が体育館に流れる。
「皆さん、おはようございます♪」
生徒指導主事兼学校長補佐:ルアルティド・レジア
学園一の苦労人。剣道部&陸上部顧問。
通称ルーティング。一部の生徒からリュウ先生と呼ばれている。
アズウェルには眼帯のせいか「海賊先生」と呼ばれている(不服らしい)。
授業は特に持っていないが、何故か技術の授業に出てきて指導する。
いつもZ組の生徒に頭を悩ませている。
「仕事を、増やすな……」
Z組担任兼音楽教師:ザント ※雪うさぎ登場キャラ
問題クラスの担任。と言っても放任主義。
保健室の先生であるネーヴェの旦那。
一応吹奏楽部&合唱部顧問で、バスケ部も顧問だが、全て放任主義。
留学生アズウェルと、娘のスニィに滅茶苦茶甘い。
「アズウェル、スニィ。ケーキ食いに行こうぜっ」
彼も金髪だが、年上のせいか、ルーティングに注意されたことはない。
Z組副担任兼物理教師:ショウゴ・ディレイス
ザントと同様放任主義の副担任。剣道部副顧問。
何故彼らがZ組を任されているのか、ルーティングはいつも首を傾げている。
物理担当だが、基本的に理論無視。実演だけで教える。
「身体で覚えた方が早いでしょー?」
-Z組の生徒たち-
R長(ルーム長):クエン
明るく正直に感情を表すところがクラス内で評判がいい。
ロウドやマツザワが生徒会の方で役を持っているため、
クラス内での推薦でR長を任された。
とは言え、Z組で話がまとまることはほとんどなく、
副R長のソウエンの一喝で大体決まる。
「兄弟が切れる前に決めてくれよ」
オールマイティーに物事をこなせる。
副R長:ソウエン
実質、クラスの権力を握っている。
不良頭のヒウガでさえ、黙らせてしまうと言う恐ろしさ。
「話を聞け。それとも灰になりたいか」
背は小さいが頭も良く運動神経も抜群。
マツザワと常に学校トップを争っている。
生徒会長:ロウド
「リルに手ぇ出したら締めるぜ?」
いつも副会長と行動している。
サッカー部キャプテン。
副生徒会長:リル
「ロウドー、お昼一緒に食べよ~!」
校内一の美少女だが、ロウドがいるため誰も手を出さない。
サッカー部マネージャー。
応援団長:カツナリ ※陽炎登場キャラ
母親には頭が上がらないとか。
教師だろうが何だろうが、母親ヤヨイの命令ならば脅して任務を全うする。
柔道部で黒帯。剣道もかなりの腕。
たまに剣道部顧問のルーティングと手合わせしている。
大会の助っ人として、剣道部部長マツザワから参加要請が来ることも。
「大会ッスか? 存分にやらせてもらうッスよ」
風紀委員長:マツザワ・コネクティード
一部、ミズナと呼ぶ者有り。
「風紀を乱す者は許さない」
放送委員長アキラとの喧嘩は日常茶飯事。
剣道部部長。他に茶道部、書道部を兼部している。
ルーティングの妹で、PTA会長の娘。
成績は学校トップ。たまにソウエンに負けることもある。
中でも得意なのは国語、体育。
放送委員長:アキラ・リアイリド
マツザワを呼びたいときに、無視できないように全校放送で流す困った委員長。
音声がフルで全校に流れるため、放送室での喧嘩もリアルタイムで放送される。
校内では「痴話喧嘩放送が始まったw」と言われているが、
当人たちは気付いていない。
アズウェルとよく一緒にいる。ユウの兄。得意教科は数学・体育。
剣道部実力ナンバーワン。顧問に部長を頼まれたが、断ったらしい。
「わいはそないな器やあらへんで」
美化委員長:タカト ※一応陽炎登場キャラ
物静かな青年。年齢は高い方ではあるが顔と声が幼い。
それがコンプレックスなため、普段は鼻から下を黒い布で覆っている。
校内に花を飾ったり、学内植物全般の面倒を見ている。
「……水の上げ過ぎは……かえって、毒だ」
華道部のユウとはそれなりに仲が良い。
普段はもっぱら応援団長カツナリの傍で読書をしているが、
多忙のルーティングを見かねて手伝うこともある。
ルーティング曰く、Z組の中で一番信頼できる人物。ちなみに二番はクエンらしい。
保健委員長:ユウ・リアイリド
保健室の天使と呼ばれている。
「もう、大丈夫ですよ」
彼女に保健室に連れて行ってもたいたいが故に、
仮病を装ったり、わざと怪我をする阿呆が後を絶たない。
得意教科は化学。部活は合気道、華道に所属。
保健副委員長:スニィ ※雪うさぎ登場キャラ
Z組担任ザントと保健室の先生ネーヴェの娘。
ふんわりとした笑顔が人気。保健室の妖精と呼ばれている。
ダンス部所属。アズウェル大好き。両親大好き。甘いものも大好き。
「アズウェル、お父様とケーキ食べに行きましょう」
生物委員:キセル
動物立ち入り禁止の学園だが、
特例で何人か教師がペットを連れてきている。
彼らの世話が主な仕事。
よく保健室にいる。人体模型アルバイトのスカロウと仲が良い。
無口だが、その幼い容姿から年上の女生徒に人気だとか。
苦手科目は音楽。ザントも苦手らしい。
「歌、好きじゃ、ない」
不良頭:ヒウガ
学校一の不良。
態度もでかい上に、授業もよくサボる。
ショウゴの授業は一度も出たことがない。
だが体育だけは得意らしく、人に負けることを嫌う。
バスケ部キャプテン。
「てめぇらなんか、俺様の敵じゃねぇーんだよ」
ヤンキー娘:ユンア
女生徒の中では一番の問題児。そんで馬鹿。
「授業~? ヒウガ出ないんでしょ~ぉ?」
ヒウガとよく行動を共にしている。ヒウガが好き。
バレー部のエースアタッカー。
教師嫌いの眼鏡少年:セロ
勉強は出来るが、教師が大嫌い。
例外で、ルーティングの前だけは素直な態度を取る。
弓道部所属。実力はトップだが、部長などはやりたがらない。
「個人技がいいんですよ。団体戦なんか、僕興味ないですから」
-Z組教担の先生たち-
西洋史:フェルス
サッカー部顧問。古代の歴史からかなり博識。
アズウェルやロウドに「じっちゃん」と呼ばれ慕われる。
アズウェルと同じ家に住んでいるらしい。
「サンタというのは実在の人物なんじゃよ」
日本史:コウキ・コネクティード
合気道顧問、柔道副顧問。剣道部からも声がかかっているが、多忙故断念。
非常勤講師である。抜き打ちテストなどを平然と行う。
「今から配る用紙に、黒板の問の答えを記せ」
また、マツザワとルーティングの父親であり、PTA会長も務める。
厳格なオーラを放っているが、副会長2人組には敵わない。
化学:ゼノン
やることが怪しすぎて、ユウ以外はほとんどついて行けない。
辛うじてマツザワとソウエン、アキラが授業について行こうと努力している。
どこから入手したのか、奇っ怪な薬品を多数持っている。
テストに仮面の絵を描くと点数が上がるらしい。
「素敵な仮面のデザインを考えてネ」
英語:ピエール・ポプキンス
変な書物を読ませられる。
ちなみに、学校にいるピエールは傀儡なので、
本物を見た者は学校長だけらしい。
寝ている生徒は容赦なくステッキで目玉をつつく。
故に、Z組はピエールの授業を一番真面目に受けている。
「そんなに寝たいなら、寝かせて(殺して)あげまショウ」
国語:セイラン ※雪うさぎ登場キャラ
語学同好会顧問。
語学の達人で数カ国語は扱えるという。
授業は割とゆるめ。
たまに嘘を生徒に教えることも……。
年齢不詳の美青年。
「私の歳? 謎は多い方が素敵でしょう?」
数学:親方さん
本名を知る者はいないという謎めいた人。
独特の訛りで理論を説明していくため、マツザワは数学が苦手。
テストではソロバン持ち込み可。
「数と玉。こいつらと仲良くなればええんや!」
体育:アヤ
バレー部顧問。怖い女教師。
サボる奴らは容赦なく叩き潰す。
手を握られたら、骨折の覚悟をしなければならない。
常にリンという子狐のような小動物を肩に乗せている。
「リン、サボっている奴は今何人だ?」
美術:エレク
美術部顧問。
美術室には常時黒バラが生けられている。
女生徒にはめっぽう甘い。
その代わり男子生徒への評価は厳しい。
例外でキセルとアズウェルはそこまででもない。
本人たちはあまり嬉しくない差別の仕方だが。
「僕は美しいものが好きなんだよ」
技術:スチリディー
実際に授業をしたことは皆無。何故なら教えられないから。
それ故、ルーティングがわざわざ技術の時間だけ授業をやりに来る。
教師免許をどのようにして手に入れたのかは謎である。
アズウェルに対する評価は高い。通知表は当然ルーティングが付けているが。
「アズウェル君、君はいつも満点だね。これも直しておいてくれ」
保健:ネーヴェ ※雪うさぎ登場キャラ
主に保健室に待機し、やって来た生徒を温かく迎える。
保健室の女神と呼ばれている。
バレンタインに彼女からチョコを得ようとする男子生徒が多い。
ちなみに、貰えたのはザント、アズウェル、ロウド、
アキラ、キセル、セイランだけらしい。
アキラについて、彼女は、
「アズウェルのお友達? なら、素敵な子なのね」
とそれだけで上げたとのこと。
家庭科:キヨミ
手料理は絶品らしい。華道、茶道部顧問。
彼女の授業は、生徒たちに料理を振る舞うこと。
故に家庭科の授業の人気は異常に高い。
「みんな、美味しい?」
マツザワとルーティングの母親、即ちコウキの妻。
心理学:ヤヨイ ※陽炎登場キャラ
コウキと同じく非常勤講師。柔道部顧問。
また、PTA副会長。カツナリの母親的存在らしい。
どのような授業をしているのか、一切情報は公開されていない。
生徒も口外することを恐れている。
「ヤヨイの言うこと聞けないの?」
-その他の学校の人たち-
事務:ネビセ
書類は山にして大体どっかに姿を消している。
「こんな紙切れ、ゴミに出しちゃえばいいじゃな~い」
ルーティングの悩みの種の一つ。
人体模型アルバイト:スカロウ
普段は保健室にいる。
Z組の人間にはあまり驚かれないが、
他の組の生徒たちからは「七不思議の一つ〝真昼の骸骨〟」として有名。
「アッシ、有名らしいッスねぇ~」
キセルの保護者的存在。
警備員:ゲンチョウ
侵入者を発見し次第、学校長及び学校長補佐に報告している。
その他、学校長からの緊急通達を届けるという仕事もしている。
「迅速に、必ずや届けよう」
警備員:ガンゲツ
主に侵入者の撃退をしている。
彼に踏みつぶされたら、足一本は失うと考えるべき。
最前の砦である。
「この学園に手を出すなど、愚かなことを」
情報屋:リン
アヤ以外にはあまり情報を渡さない。
一部の人間には売ることもある。
「あにゃた、今回のテスト順位知りたいにょ?」
夜の亡霊:スイカ
夜のプールに出るという。
七不思議の中で最も恐れられている。
出くわした者は、恐ろしさのあまり昏倒する。
「答えろ。貴様、何故この時間にここにいる!?」
DISERD school storyは最初から終わりまでギャグです。
掲載回数はそんなにないかとは思いますが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
スポンサーサイト
DISERD school story*晴れのち桜吹雪
「おい、アズウェル・クランスティ!」
眼帯をした男が、金髪の青年を呼び止める。
「げ、海賊先生……」
「俺は賊ではないと何度も言っている」
「な、何の用ですか」
じりじりと後ずさりしながら、青年アズウェル・クランスティは生徒指導主事のルーティングを睨み上げた。
「貴様、いつになったらそのふざけた金髪を直してくるんだ」
「だからこれは地毛だって言ってんの!」
「金髪は校則違反だぞ!!」
拳骨が降ってくると思った時、何とも間の抜けた声がした。
「たっちゃぁ~ん、アズっちぃ~」
「アズウェルはん、またリューセンセともめごとでっか?」
銀髪にルーズな格好の教師一人と、鉢巻きを巻いた放送委員長が手を振る。
「ほら見ろ! 銀髪先生だっていんのに、何で金髪がダメなんだよ!?」
「……ショウゴは地毛だ」
「おれだって地毛だ!!」
「まぁまぁ、そうカッカせんでもええやないでっか」
爽やかな笑顔で二人の間に入った放送委員長アキラは、くるりと後ろを振り返り、銀髪教師ショウゴに同意を求めた。
「ショーゴセンセもそう思わへん?」
「うんうんー。たっちゃん、アズっちに対して厳しすぎるよー。アズっちは留学生なんだし~、金髪くらい大目に見てあげなよ~」
「俺は生徒指導主事だ。当然の仕事をこなしているまでだ」
心外なと言わんばかりに腕を組み、ルーティングはアキラの格好を見やる。
「おい、アキラ。ワイシャツのボタンを外すなら、ネクタイは締めるな。みっともないぞ」
「あぁ~、すんまへん。どーも、このネクタイっちゅーもんは堅苦しくて。せやけど、してへんと風紀委員長に竹刀で殴られるさかい。それにほら、ショーゴセンセもそういうカッコしとりまっせ?」
「だってこの方が楽ちんじゃ~ん」
飄々 と嘯[ くショウゴに、ルーティングは深く嘆息した。
「お前がそんなんだから、こいつらが校則を守らないんだ……」
頭が痛そうにこめかみを押さえ、「まったくどいつもこいつも……」と唸るルーティングを見て、アズウェルはこそこそと離れていく。
逃げるなら今のうち、今のうち……
「アズウェルー!」
「ひぃ!?」
こっそり逃亡を図っていたアズウェルは、突如名前を大声で呼ばれ、文字通り飛び上がった。
声の主を探すと、再び高い声がした。
「アズウェルー! こっちだ、こっち。下だ」
声に従い、二階の渡り廊下から下を覗くと、長い黒髪を一つに結った女生徒が手を振っている。
「あ、マツザワ! それにユウも!」
「アズウェルさ~ん、アキラさ~ん」
にっこりと微笑みを浮かべ、マツザワの隣にいるおかっぱの少女も手を振る。
「お、マツザワはんにユウやないでっか」
「何してんだー、マツザワー?」
上から覗き込む二人に、マツザワは空を指差して答える。
「桜が降っているんだ。アズウェルも見に来ないか?」
「綺麗ですよ」
言われてから気付いた。
二人の言う通り、確かに淡いピンクの花弁が舞っている。
「今日の天気は桜吹雪だったねー」
のんびりと言うショウゴに、アズウェルは瞳を輝かせる。
「え、春に降るって言う、あのピンクのやつ?」
「うんうん、晴れのち桜吹雪って朝のニュースでやってたよー」
「アキラ、見に行こうぜっ」
「はいな~」
嬉々として駆けていく二人を見つめて、ショウゴは相変わらず溜息をついているルーティングに片目を瞑る。
「みずなちゃんもいるんだし、オレっちたちも見に行こうよー」
「俺は暇じゃない」
「いーじゃん、せっかくのお昼休みなんだしサァ」
渋るルーティングの背中を押し、ショウゴもアズウェルたちの後を追った。
「うはぁ~、すっげぇ、すっげぇ!」
「春がやってきたんやなぁ」
外に出ると、ひらひらと舞い踊る花弁たちが二人を歓迎する。
「これが学園名物〝晴天の桜吹雪〟か~。ディオウたちにも見せてやりたかったのになぁ」
あの海賊先生が動物進入禁止とか言うから連れてこれないのだ。親だと言っているのに。
半眼にして内心で毒突く。
最近この学園に留学生として編入してきたアズウェルは、何故か初日から生徒指導主事に目をつけられ、毎日のようにいがみ合っている。
ショウゴの「気に入られてるんだよー」という言葉を、アズウェルは全く信じられずにいた。
絶対嫌っているに決まってる。あの海賊は。
がくりと両肩を落とし溜息をついたアズウェルの頭に、アキラが手を乗せる。
「ほれ、アズウェルはん。花びらがくっついとりまっせ~」
人差し指と中指でひとひらの花弁を挟み、アキラはにやりと笑う。
「花びらが頭についた人は、この一年、ええことがあるって言われとるんやで」
「いいこと……?」
「せやせや。今年アズウェルはんはラッキーイヤーっつーわけや」
ええな~、と顔を綻ばせるアキラに、アズウェルは眉間にシワを寄せて考え込む。
「ホントにいいことあんのかなぁ……」
ぽつりと呟いた時、後方から不機嫌な怒号が響いた。
「小僧、お前は後で職員室に来い!」
「うぇ!?」
「来なければ、明日の3時限目、ただでは帰さないぞ」
「マジかよー」
しょんぼりと項垂れたアズウェルは思うのだった。
絶対ラッキーイヤーなわけがない、と。
空は快晴。
雲一つ無い青空からは、止め処なく春の便りが降り注いでいた。
Fin.
眼帯をした男が、金髪の青年を呼び止める。
「げ、海賊先生……」
「俺は賊ではないと何度も言っている」
「な、何の用ですか」
じりじりと後ずさりしながら、青年アズウェル・クランスティは生徒指導主事のルーティングを睨み上げた。
「貴様、いつになったらそのふざけた金髪を直してくるんだ」
「だからこれは地毛だって言ってんの!」
「金髪は校則違反だぞ!!」
拳骨が降ってくると思った時、何とも間の抜けた声がした。
「たっちゃぁ~ん、アズっちぃ~」
「アズウェルはん、またリューセンセともめごとでっか?」
銀髪にルーズな格好の教師一人と、鉢巻きを巻いた放送委員長が手を振る。
「ほら見ろ! 銀髪先生だっていんのに、何で金髪がダメなんだよ!?」
「……ショウゴは地毛だ」
「おれだって地毛だ!!」
「まぁまぁ、そうカッカせんでもええやないでっか」
爽やかな笑顔で二人の間に入った放送委員長アキラは、くるりと後ろを振り返り、銀髪教師ショウゴに同意を求めた。
「ショーゴセンセもそう思わへん?」
「うんうんー。たっちゃん、アズっちに対して厳しすぎるよー。アズっちは留学生なんだし~、金髪くらい大目に見てあげなよ~」
「俺は生徒指導主事だ。当然の仕事をこなしているまでだ」
心外なと言わんばかりに腕を組み、ルーティングはアキラの格好を見やる。
「おい、アキラ。ワイシャツのボタンを外すなら、ネクタイは締めるな。みっともないぞ」
「あぁ~、すんまへん。どーも、このネクタイっちゅーもんは堅苦しくて。せやけど、してへんと風紀委員長に竹刀で殴られるさかい。それにほら、ショーゴセンセもそういうカッコしとりまっせ?」
「だってこの方が楽ちんじゃ~ん」
「お前がそんなんだから、こいつらが校則を守らないんだ……」
頭が痛そうにこめかみを押さえ、「まったくどいつもこいつも……」と唸るルーティングを見て、アズウェルはこそこそと離れていく。
逃げるなら今のうち、今のうち……
「アズウェルー!」
「ひぃ!?」
こっそり逃亡を図っていたアズウェルは、突如名前を大声で呼ばれ、文字通り飛び上がった。
声の主を探すと、再び高い声がした。
「アズウェルー! こっちだ、こっち。下だ」
声に従い、二階の渡り廊下から下を覗くと、長い黒髪を一つに結った女生徒が手を振っている。
「あ、マツザワ! それにユウも!」
「アズウェルさ~ん、アキラさ~ん」
にっこりと微笑みを浮かべ、マツザワの隣にいるおかっぱの少女も手を振る。
「お、マツザワはんにユウやないでっか」
「何してんだー、マツザワー?」
上から覗き込む二人に、マツザワは空を指差して答える。
「桜が降っているんだ。アズウェルも見に来ないか?」
「綺麗ですよ」
言われてから気付いた。
二人の言う通り、確かに淡いピンクの花弁が舞っている。
「今日の天気は桜吹雪だったねー」
のんびりと言うショウゴに、アズウェルは瞳を輝かせる。
「え、春に降るって言う、あのピンクのやつ?」
「うんうん、晴れのち桜吹雪って朝のニュースでやってたよー」
「アキラ、見に行こうぜっ」
「はいな~」
嬉々として駆けていく二人を見つめて、ショウゴは相変わらず溜息をついているルーティングに片目を瞑る。
「みずなちゃんもいるんだし、オレっちたちも見に行こうよー」
「俺は暇じゃない」
「いーじゃん、せっかくのお昼休みなんだしサァ」
渋るルーティングの背中を押し、ショウゴもアズウェルたちの後を追った。
「うはぁ~、すっげぇ、すっげぇ!」
「春がやってきたんやなぁ」
外に出ると、ひらひらと舞い踊る花弁たちが二人を歓迎する。
「これが学園名物〝晴天の桜吹雪〟か~。ディオウたちにも見せてやりたかったのになぁ」
あの海賊先生が動物進入禁止とか言うから連れてこれないのだ。親だと言っているのに。
半眼にして内心で毒突く。
最近この学園に留学生として編入してきたアズウェルは、何故か初日から生徒指導主事に目をつけられ、毎日のようにいがみ合っている。
ショウゴの「気に入られてるんだよー」という言葉を、アズウェルは全く信じられずにいた。
絶対嫌っているに決まってる。あの海賊は。
がくりと両肩を落とし溜息をついたアズウェルの頭に、アキラが手を乗せる。
「ほれ、アズウェルはん。花びらがくっついとりまっせ~」
人差し指と中指でひとひらの花弁を挟み、アキラはにやりと笑う。
「花びらが頭についた人は、この一年、ええことがあるって言われとるんやで」
「いいこと……?」
「せやせや。今年アズウェルはんはラッキーイヤーっつーわけや」
ええな~、と顔を綻ばせるアキラに、アズウェルは眉間にシワを寄せて考え込む。
「ホントにいいことあんのかなぁ……」
ぽつりと呟いた時、後方から不機嫌な怒号が響いた。
「小僧、お前は後で職員室に来い!」
「うぇ!?」
「来なければ、明日の3時限目、ただでは帰さないぞ」
「マジかよー」
しょんぼりと項垂れたアズウェルは思うのだった。
絶対ラッキーイヤーなわけがない、と。
空は快晴。
雲一つ無い青空からは、止め処なく春の便りが降り注いでいた。
Fin.