[戯言]多忙
人身事故の影響で電車遅れてます…
既に手袋マフラー装備 耳当てが欲しい桜木@携帯です。
昨日は出張で ビッグサイトなるものまで行ってきました。
ヒールで靴擦れです。足が痛いです。
新しい仕事の説明があったり、〆切が迫ってきたり、なんやかんやで忙しい…!
まったりしたい今日この頃。
追記は夜の更新分。
既に手袋マフラー装備 耳当てが欲しい桜木@携帯です。
昨日は出張で ビッグサイトなるものまで行ってきました。
ヒールで靴擦れです。足が痛いです。
新しい仕事の説明があったり、〆切が迫ってきたり、なんやかんやで忙しい…!
まったりしたい今日この頃。
追記は夜の更新分。
出社するたびに新しい仕事が舞い込んできている気がしている桜木です。
土曜はおそらく出社しないと色々ダメそうです。日曜は寝ます。
なので、家ではできない仕事ばかりだし、帰宅後相互様のところに強襲しています。
迷惑だったらごめんなさい、変なテンションでコメントしてごめんなさいorz
こういう忙しい時ほど、小説が書きたくなる&ネタが浮かびます。
無駄に第4部だか、第5部だかのプロットをちょくちょく書いてます(←第2部進めろ
あれもこれもそれもどれも、とにかく時間が足りない……!
風邪引いている暇はなさそうです。危機感覚えた身体が時々知恵熱出してますが。
一応体調は大分回復しましたので、大丈夫です。
皆様ご心配おかけしてすみませんでした!
今度いないときはおそらく忙殺されているだけだと思います(苦笑)
土曜はおそらく出社しないと色々ダメそうです。日曜は寝ます。
なので、家ではできない仕事ばかりだし、帰宅後相互様のところに強襲しています。
迷惑だったらごめんなさい、変なテンションでコメントしてごめんなさいorz
こういう忙しい時ほど、小説が書きたくなる&ネタが浮かびます。
無駄に第4部だか、第5部だかのプロットをちょくちょく書いてます(←第2部進めろ
あれもこれもそれもどれも、とにかく時間が足りない……!
風邪引いている暇はなさそうです。危機感覚えた身体が時々知恵熱出してますが。
一応体調は大分回復しましたので、大丈夫です。
皆様ご心配おかけしてすみませんでした!
今度いないときはおそらく忙殺されているだけだと思います(苦笑)
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2010/10/21 (Thu) 10:04 |
- 戯言 |
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- ▲
[頂き物]素敵コラボレーション♪
お久しぶりです、桜木です。オフィスが寒くって嫌になっちゃいます。
早く席替えしたいよ、席替え。
そんな桜木にパワーをくれる素敵イラストをブロともの若野さんから頂きました☆

↑クリックで拡大。
真ん中で設計図を踏みつけているのがウチのアズウェルです!
左で設計図を真面目に眺めているのが、若野さん作「マナー・ファントム・マナー!」の主人公ケビン。
右がケビンの友達であり、間が悪く色々不幸な好青年ジークです。
なんと、このイラスト、鉛筆とボールペンのみだそうです!
背景や設計図など、細かいところまで丁寧に描かれています。
壁に描いてあるラクガキが凄く可愛い。世界観が現れていますよね!
しかも、ラキィとアズウェルがM・P・M!の世界に迷い込んでしまったという素敵設定。
常識人だけどなかなか黒い公務員レンさんの家の付近で、
三人揃ってご飯を奢ってもらうために待ち伏せしているようです。
一人でアズウェルは五人前食べるので、レンさんごめんなさい(苦笑)
アズウェルは自重しないと思います……w
そして更にメインイベント?w
若野さんのシナリオには、いつも真っ黒いドレスを身に纏い、
お化け屋敷が大好きなロザリア嬢(ヴァンパイア)がラキィを気に入って、
「うちの蝙蝠のお嫁に」とか言い出すらしいです!?w
そんなことを言われたら、二人がどんな反応をするのか……。
若野さんのキャラ、おかしかったらごめんなさい;
アズウェル:マジで!? ラキィでいいの?
ラキィ:ラキィでって、ちょっとあんたそれどういう意味よ?
アズウェル:だってラキィだぜ。怒らせたら蝙蝠たち聖水かけられたりするだろうし、
昼間だろうがなんだろうが、「あんたたち男でしょ、しっかり働きなさい!」
とか言われるだろうし……まぁ、パンは美味いけど
ラキィ:あたしは当然のことを言ってるだけでしょ
アズウェル:休日昼寝してると殴られるぞ、ディオウみたいに。
ほんと容赦無いから、聖獣だろうとヴァンパイアだろうと、関係ないって。
ラキィ:あったりまえじゃない! 働かざるもの食うべからずよ
ロザリア:おほほ、大丈夫ですわ、私の蝙蝠たちはとても働き者ですの
ケビン:そんなの関係ねぇだろ、アズウェルだっていやがってるじゃねぇか
アズウェル:え、別に反対はしてねぇよ、おれ
ケビン:いいのかよ!? いや、よくねえだろ!?
アズウェル:ラキィがそうしたくって、蝙蝠たちがラキィのこと大切にしてくれるなら、
別に反対する理由はねぇし、こうやってこっち来たってことは、
一生会えなくなるわけじゃねぇし。それに……
ケビン:……それに?
アズウェル:ラキィが結婚するってことは、おれに家族が増えるんだろ?(`・ω・)+ キラーン
ラキィの子どもが生まれたらおれの甥っ子になるのかな? 姪っ子か?
トゥルーメンズと蝙蝠って、どんな子になるんだ?
DISERDにはそういうの割といっぱいいるけど、流石にトゥルーメンズと蝙蝠っていう
組み合わせはおれも見たことないなぁ。こんな感じか? それともこんな感じ?
(がりがりがりとスケッチブックにデザインを描いていくアズウェル)
ジーク:そんなのいたらやだ……
ケビン:おれもやだな……
アズウェル:あ、でもこの蝙蝠たちって人に化けるんだっけ。ってことはこうなる?
ケビン:いやいやいや、ならねえだろう、いくらなんでも!
レン:それが街中歩いていたら大騒ぎになりそうだね(苦笑
ロザリア:あら、面白そうですわ
エルム:屋敷で働いてもらうのもよいの
ケビン:管理人として断固として拒否!!
ジーク:これ以上あの屋敷に変なの増えたら……(gkbr
ラキィ:アズウェル、あんたもう少しそれ何とかならないの?
いくらなんでもそんな生命体あり得ないわ
アズウェル:え、そうかなぁ? じゃぁこんな感じ?
ケビン:ちょっとまてええええ! ひどくなってるぞ、なんで目からビームとか出てるんだ!?
その耳なのか手なのかよくわからないモンから出てる怪しい波紋は何だ!?
アズウェル:え、これ? 超音波。蝙蝠って超音波出すだろ?
この耳、どうしようかなぁ、ラキィの遺伝子継ぐなら飛ばなきゃだし、
編み物もできなきゃいけないよな
ケビン:それで編み物って……
ジーク:……これ以上怖くしないで;
ラッテ:この方は何歳くらいなのですか?
ケビン:そこ聞くか、普通!?
アズウェル:うーん、何歳だろう。
トゥルーメンズって長生きだけど、割と早くに成長するし、5歳くらいじゃね?
これくらいになったらおれと遊べっかなw
ケビン:甥っ子そんなんでいいのかよ……
アズウェル:え、面白くない? あ、でも、異世界間のハーフだとどうなるんだ?
長生きできないとか、すぐ死んじゃうとか……
ラキィ:突然変異みたいなら、そういうこともあるかもしれないわねぇ
アズウェル:うげぇ、それはいやだ、おれ、もう墓作りたくないぞ、一生……(´;ω;`)うるっ
てな具合でカオスに陥ります(←
若野さん宅のキャラ、会話つなげるためにしか出せなくてごめんなさい;
なんていうか、反応がいまいち自信がなくて……orz
人様のキャラで話を書くのは難しいですね><;
ちなみに意外に本人が一番落ち着いていますが、
アズウェル:……ってことがあったんだよ
ディオウ:ケビンとやらが随分苦労したみたいだな。はなっから断ってやればよかっただろ
ラキィ:あら、あたしは全くその気がなかったし、アズウェルもあたし次第って言ってたから、
別に何も心配していなかったわ
ディオウ:まぁ、お前はそうかもしれんがな……
ラキィ:あんただってそうでしょ、その場にいても同じように考えて寝ていたんじゃない?
ディオウ:まぁ、な
アズウェル:甥っ子ほしかったなぁ
ディオウ:おじさんって呼ばれるぞ、それでもいいのか
アズウェル:う~~~~~~ん、可愛ければ許す!
ラキィ:あの絵はとてもかわいいとは言えなかったわね
アズウェル:そっかぁ?
ラキィ:トゥルーメンズと蝙蝠の子どもが、なんであんなメカになるのか、信じられないわ!
フレイトデザインのセンスはいいのに、どうしてあぁなったのよ!
ディオウ:……だから、だろ……
通じ合っちゃってるアズウェル一家は、あまりこの手のたぐいでは慌てません。
強硬手段でさらわれたりしたら怒るかもしれませんが。
それにしても、アズウェル、ロボット描いていたのか、お前は……。
メカは描けても動物は描けないようです、アズウェル。
お粗末様でした。
若野さんのキャラ、色々おかしくてごめんなさい; ケビン、ツッコミ役任せてごめん……w
でも、アズウェルとラキィ二人の反応考えるの楽しかったです♪
改めまして、素敵なコラボイラストありがとうございました!!
早く席替えしたいよ、席替え。
そんな桜木にパワーをくれる素敵イラストをブロともの若野さんから頂きました☆

↑クリックで拡大。
真ん中で設計図を踏みつけているのがウチのアズウェルです!
左で設計図を真面目に眺めているのが、若野さん作「マナー・ファントム・マナー!」の主人公ケビン。
右がケビンの友達であり、間が悪く色々不幸な好青年ジークです。
なんと、このイラスト、鉛筆とボールペンのみだそうです!
背景や設計図など、細かいところまで丁寧に描かれています。
壁に描いてあるラクガキが凄く可愛い。世界観が現れていますよね!
しかも、ラキィとアズウェルがM・P・M!の世界に迷い込んでしまったという素敵設定。
常識人だけどなかなか黒い公務員レンさんの家の付近で、
三人揃ってご飯を奢ってもらうために待ち伏せしているようです。
一人でアズウェルは五人前食べるので、レンさんごめんなさい(苦笑)
アズウェルは自重しないと思います……w
そして更にメインイベント?w
若野さんのシナリオには、いつも真っ黒いドレスを身に纏い、
お化け屋敷が大好きなロザリア嬢(ヴァンパイア)がラキィを気に入って、
「うちの蝙蝠のお嫁に」とか言い出すらしいです!?w
そんなことを言われたら、二人がどんな反応をするのか……。
若野さんのキャラ、おかしかったらごめんなさい;
アズウェル:マジで!? ラキィでいいの?
ラキィ:ラキィでって、ちょっとあんたそれどういう意味よ?
アズウェル:だってラキィだぜ。怒らせたら蝙蝠たち聖水かけられたりするだろうし、
昼間だろうがなんだろうが、「あんたたち男でしょ、しっかり働きなさい!」
とか言われるだろうし……まぁ、パンは美味いけど
ラキィ:あたしは当然のことを言ってるだけでしょ
アズウェル:休日昼寝してると殴られるぞ、ディオウみたいに。
ほんと容赦無いから、聖獣だろうとヴァンパイアだろうと、関係ないって。
ラキィ:あったりまえじゃない! 働かざるもの食うべからずよ
ロザリア:おほほ、大丈夫ですわ、私の蝙蝠たちはとても働き者ですの
ケビン:そんなの関係ねぇだろ、アズウェルだっていやがってるじゃねぇか
アズウェル:え、別に反対はしてねぇよ、おれ
ケビン:いいのかよ!? いや、よくねえだろ!?
アズウェル:ラキィがそうしたくって、蝙蝠たちがラキィのこと大切にしてくれるなら、
別に反対する理由はねぇし、こうやってこっち来たってことは、
一生会えなくなるわけじゃねぇし。それに……
ケビン:……それに?
アズウェル:ラキィが結婚するってことは、おれに家族が増えるんだろ?(`・ω・)+ キラーン
ラキィの子どもが生まれたらおれの甥っ子になるのかな? 姪っ子か?
トゥルーメンズと蝙蝠って、どんな子になるんだ?
DISERDにはそういうの割といっぱいいるけど、流石にトゥルーメンズと蝙蝠っていう
組み合わせはおれも見たことないなぁ。こんな感じか? それともこんな感じ?
(がりがりがりとスケッチブックにデザインを描いていくアズウェル)
ジーク:そんなのいたらやだ……
ケビン:おれもやだな……
アズウェル:あ、でもこの蝙蝠たちって人に化けるんだっけ。ってことはこうなる?
ケビン:いやいやいや、ならねえだろう、いくらなんでも!
レン:それが街中歩いていたら大騒ぎになりそうだね(苦笑
ロザリア:あら、面白そうですわ
エルム:屋敷で働いてもらうのもよいの
ケビン:管理人として断固として拒否!!
ジーク:これ以上あの屋敷に変なの増えたら……(gkbr
ラキィ:アズウェル、あんたもう少しそれ何とかならないの?
いくらなんでもそんな生命体あり得ないわ
アズウェル:え、そうかなぁ? じゃぁこんな感じ?
ケビン:ちょっとまてええええ! ひどくなってるぞ、なんで目からビームとか出てるんだ!?
その耳なのか手なのかよくわからないモンから出てる怪しい波紋は何だ!?
アズウェル:え、これ? 超音波。蝙蝠って超音波出すだろ?
この耳、どうしようかなぁ、ラキィの遺伝子継ぐなら飛ばなきゃだし、
編み物もできなきゃいけないよな
ケビン:それで編み物って……
ジーク:……これ以上怖くしないで;
ラッテ:この方は何歳くらいなのですか?
ケビン:そこ聞くか、普通!?
アズウェル:うーん、何歳だろう。
トゥルーメンズって長生きだけど、割と早くに成長するし、5歳くらいじゃね?
これくらいになったらおれと遊べっかなw
ケビン:甥っ子そんなんでいいのかよ……
アズウェル:え、面白くない? あ、でも、異世界間のハーフだとどうなるんだ?
長生きできないとか、すぐ死んじゃうとか……
ラキィ:突然変異みたいなら、そういうこともあるかもしれないわねぇ
アズウェル:うげぇ、それはいやだ、おれ、もう墓作りたくないぞ、一生……(´;ω;`)うるっ
てな具合でカオスに陥ります(←
若野さん宅のキャラ、会話つなげるためにしか出せなくてごめんなさい;
なんていうか、反応がいまいち自信がなくて……orz
人様のキャラで話を書くのは難しいですね><;
ちなみに意外に本人が一番落ち着いていますが、
アズウェル:……ってことがあったんだよ
ディオウ:ケビンとやらが随分苦労したみたいだな。はなっから断ってやればよかっただろ
ラキィ:あら、あたしは全くその気がなかったし、アズウェルもあたし次第って言ってたから、
別に何も心配していなかったわ
ディオウ:まぁ、お前はそうかもしれんがな……
ラキィ:あんただってそうでしょ、その場にいても同じように考えて寝ていたんじゃない?
ディオウ:まぁ、な
アズウェル:甥っ子ほしかったなぁ
ディオウ:おじさんって呼ばれるぞ、それでもいいのか
アズウェル:う~~~~~~ん、可愛ければ許す!
ラキィ:あの絵はとてもかわいいとは言えなかったわね
アズウェル:そっかぁ?
ラキィ:トゥルーメンズと蝙蝠の子どもが、なんであんなメカになるのか、信じられないわ!
フレイトデザインのセンスはいいのに、どうしてあぁなったのよ!
ディオウ:……だから、だろ……
通じ合っちゃってるアズウェル一家は、あまりこの手のたぐいでは慌てません。
強硬手段でさらわれたりしたら怒るかもしれませんが。
それにしても、アズウェル、ロボット描いていたのか、お前は……。
メカは描けても動物は描けないようです、アズウェル。
お粗末様でした。
若野さんのキャラ、色々おかしくてごめんなさい; ケビン、ツッコミ役任せてごめん……w
でも、アズウェルとラキィ二人の反応考えるの楽しかったです♪
改めまして、素敵なコラボイラストありがとうございました!!
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2010/10/17 (Sun) 18:29 |
- 頂き物 |
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[昔のラクガキ]少し復活!
こんばんは、ご無沙汰しております、桜木です。
風邪が思っていたより長引いてしまい……すっかりサボってしまいました。
ようやく傍らにティッシュの箱が無くても生活できるようになりました。
明日は妹がやって来るので、バタバタしそうです。
少しずつですが相互様のところへも顔を出しに行きたいと思いますっ!
久しぶりの記事が生存報告だけでも寂しいので、
過去ブログから比較的現在の桜木の脳内設定から離れていないキャラ絵(というかラフ)を持ってきました。
公開されてない子6人(+α)連れてきましたので、よろしければ追記をどうぞ♪

トップバッターはショウゴ。
彼は銀髪ですが、先っぽに行くに従って徐々に髪の色が黒いのです。
バカや無茶をして、ソウエンに燃やされているという噂が有力です。
昔描いたので着物とか超適当ですw

二番目はユウ。
アキラの妹で、マツザワの親友である、ワツキ唯一の治療医師。
着物とかやっぱりいろいろおかしいですが、ご愛嬌。
彼女は動物好きという裏設定があります。


三番手、まさかの緋色隊隊長ヒウガさん。
一応武器設定も細かくあって、メインキャラ並にルックスがよかった人です。
イラストは第一部終了後描かれたものなので、右肩にマント的なものを羽織ってます。
ユウと交戦した際は、両手にこの爪を装備して彼女を翻弄していました。
ここから先、第二部以降のキャラが出ています。
読んでいない方はネタバレにもなりますので、注意してください。

というわけで、四番手、第二部メイングループに一応所属中、隠密タカト。
若干今の設定と服装が違います。昔は特に考えずに適当に描いたから(←
顔とか身長とかはこんな感じです。童顔の優しいお兄さんです。

ラスト、スニィ&ラート&セイラン、番外編雪うさぎキャラです。
第二部でも彼らは出てきます。
手前のお姫様っぽいのがスニィ、その腕にいるのがラート、後ろの怪しい人がセイランです。
こいつらだけやたらとメルヘンチックですが、実はリードも大差ありません(←
リードの過去絵もあるのですが、気に入らなかったのでまたその内描きます。
以上、脇役(?)キャラクターズたちでした。
ボチボチブログも再開していきますので、宜しくお願いします♪
風邪が思っていたより長引いてしまい……すっかりサボってしまいました。
ようやく傍らにティッシュの箱が無くても生活できるようになりました。
明日は妹がやって来るので、バタバタしそうです。
少しずつですが相互様のところへも顔を出しに行きたいと思いますっ!
久しぶりの記事が生存報告だけでも寂しいので、
過去ブログから比較的現在の桜木の脳内設定から離れていないキャラ絵(というかラフ)を持ってきました。
公開されてない子6人(+α)連れてきましたので、よろしければ追記をどうぞ♪

トップバッターはショウゴ。
彼は銀髪ですが、先っぽに行くに従って徐々に髪の色が黒いのです。
バカや無茶をして、ソウエンに燃やされているという噂が有力です。
昔描いたので着物とか超適当ですw

二番目はユウ。
アキラの妹で、マツザワの親友である、ワツキ唯一の治療医師。
着物とかやっぱりいろいろおかしいですが、ご愛嬌。
彼女は動物好きという裏設定があります。


三番手、まさかの緋色隊隊長ヒウガさん。
一応武器設定も細かくあって、メインキャラ並にルックスがよかった人です。
イラストは第一部終了後描かれたものなので、右肩にマント的なものを羽織ってます。
ユウと交戦した際は、両手にこの爪を装備して彼女を翻弄していました。
ここから先、第二部以降のキャラが出ています。
読んでいない方はネタバレにもなりますので、注意してください。

というわけで、四番手、第二部メイングループに一応所属中、隠密タカト。
若干今の設定と服装が違います。昔は特に考えずに適当に描いたから(←
顔とか身長とかはこんな感じです。童顔の優しいお兄さんです。

ラスト、スニィ&ラート&セイラン、番外編雪うさぎキャラです。
第二部でも彼らは出てきます。
手前のお姫様っぽいのがスニィ、その腕にいるのがラート、後ろの怪しい人がセイランです。
こいつらだけやたらとメルヘンチックですが、実はリードも大差ありません(←
リードの過去絵もあるのですが、気に入らなかったのでまたその内描きます。
以上、脇役(?)キャラクターズたちでした。
ボチボチブログも再開していきますので、宜しくお願いします♪
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2010/10/10 (Sun) 23:41 |
- ラクガキ |
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[戯言]かぜをひきました
コメント返し遅れててすみません。復活したら書きます;
風邪を引いたので、しばし休眠(ずびび……
風邪を引いたので、しばし休眠(ずびび……
-
2010/10/05 (Tue) 19:59 |
- 戯言 |
- Comment: 10 |
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DISERD school story*怖いもの知らず
「アズウェル・クランスティ。教科書を見なサイと言っているのデス」
「あ、すんません」
春のうららかな日差しが差し込む中、学園一の問題児クラス、Z組は英語の授業を受けていた。
担当教師は、日本語が若干……いや、かなりよたよたしているピエールだ。
「……それでは、次の段落、カツナリ君読んでくだサイ」
「ちっ、俺かよ」
「返事はどこへ置いてきたのデスか?」
「う、うー……」
「Stop!」
半眼でめんどくさそうに返事をしようとしたカツナリの声は、しかしピエールの怒声で遮られた。
「アズウェル・クランスティ! 教科書をなサイと言っているのに、どこを見ているのデス!?」
「え、あ、いやぁ……」
最前列にいるアズウェルは、決まりの悪そうに苦笑いを浮かべた。
「アズウェル……上に何かあるのか?」
アズウェルの左隣。
そこは風紀委員長マツザワの席だ。
ピエールに聞き取られない程度の小声で囁いたマツザワは、ゆっくりと上がるアズウェルの視線を追う。
「えっと、その……」
教科書ではなく、ずっとアズウェルが見ていたもの。
「何デスか。言いたいことがあるのなら、ハッキリと言いなサイ」
それは、ピエールの無駄に長いシルクハット。
鋭い眼光に気圧されて、渋々と言葉を紡でいく。
「えーと、ディオウが……その、室内で帽子被ってると、禿げるっつってたんですけど……」
教室内が、一瞬無音に包まれた。
そして怒号一発。
「禿じゃねぇッス、坊主ッス!!」
前から四番目、窓際の椅子が大きな音を立て、勢いよく床に叩きつけられた。
本来なら、後ろの席の机にぶつかるのだが。
窓際の列最後尾。教卓から見て一番右端に位置する机は、椅子がギリギリ当たらないところまで下がっている。
『……』
突然立ち上がり、行儀の悪いことに片足を机に乗せ、大声を張り上げているカツナリ。
その背中を副ルーム長のソウエンは無言で睨みつけていた。
「デスから、何が言いたいのデス?」
「いやぁ、だから、ピエール先生、禿げてるんじゃねぇかなぁって……」
再び緊迫した空気が教室を呑み込む。
一拍間を置いて、またカツナリが吠えた。
「だから禿じゃなくて、坊主ッスーっ!!」
「Shut up!!」
両手で弄んでいたステッキを、切れたピエールが投げつける。
ステッキの照準は吠えている応援団長カツナリ。
「うお、あっぶねぇッス!」
持ち前の俊敏さで飛び上がったカツナリは、目玉を潰そうと突っ込んできたステッキを見事に回避する。
みしっという、不吉な音が教室内に響いた。
『いい加減にしろ』
地を這うようにソウエンが唸る。
三度 静まりかえった教室は、水を打ったように風の音一つしなかった。
生徒も、窓も、ノートも。
皆、鬼神の怒りに触れまいと、身を固くする。
『さっさと授業を進めろ、馬鹿教師!!』
学園一残虐と評される教官を馬鹿呼ばわりした挙げ句、ソウエンは右手で掴み取った〝手形に歪んだステッキ〟を投げ返す。
そのステッキは先程より数倍速度を上げ、反抗に目を丸くしているピエールのシルクハットに突き刺さる。
地響きを伴い、教室に緊張をもたらす轟音。
ステッキが刺したものは、シルクハットだけに留まらず、教官の背後に佇む黒板の中心を貫いた。
「っ!?」
予想もしていなかった襲撃に、ルーティングは抱えていた書類の山を投げ捨て、後方に飛び退いた。
咄嗟に対応していなかったら、突如現れた黒い凶器に串刺しにされるところだった。
「たっちゃ~ん、何ちらかしてるのー?」
「おい……ショウゴ。今Z組は何の科目を受けている?」
苛立ちを抑えたルーティングの問いに、ショウゴは呑気に答えた。
「確かー、ピエールせんせーの英語だったかなぁ。どうかしたの~……って、たっちゃん?」
最後まで聞くことなく、ルーティングは職員室の扉を開ける。
職員室の右隣は問題児の巣窟Z組だ。
監視も兼ねて隣にしたのが仇になった。
こんな物騒なものが突き出してきたら、落ち着いて事務整理もできやしない。
「誰だ、ステッキを投げたのは!」
扉を開け放つと同時に、怒声を張り上げる。
席に着いているべき生徒たちは、皆あちらこちらに散らばっていた。
アズウェルの背後にぴたりと寄り添うスニィ。
嫌がるマツザワの手を引き、ユウと共に彼女を自分の背後に隠すアキラ。
窓枠によじ登り、ことの成り行きを見守るヒウガたち不良。
あ~あと言わんばかりに、頭の後ろで腕を組み溜息をつくルーム長クエン。
その他に生徒たちもそれぞれ壁や窓に沿って並び、教室中央で繰り広げられている無言の冷戦を見守っていた。
「どう、なってる……?」
状況を飲み込めないルーティングが呟くと、背後から「あっちゃ~」という情けない声がした。
「ソウが犯人なの~?」
まったく、ソウエンをそこまで怒らせないで欲しい。
と、がくりと両肩を落とすショウゴである。
そう、現在教室の中心で教官ピエールと睨み合ってるのは、成績優秀、運動抜群、学園一位を争う優等生……のはずのソウエン。
保護者的立場のショウゴにしてみれば、息子が問題を起こしたに等しい。
あとで学園長からじきじきに呼び出しがかかるだろう。
「ソウ、ソウー! もぉー、何やってるのー!」
誰もが固唾を呑んで見守る中、ショウゴは仁王立ちしているソウエンの元に足を運ぶ。
『この馬鹿が、授業を進めないから悪いんだ』
平然と言い放った優等生に対し、英語教師は冷たく返す。
「授業をまともに受けないクラスに入れられた、貴方自身の責任でショウ」
しかし、ソウエンも負けてはいない。
優等生対教官の弁戦が開幕する。
『俺は、好きでここに来たわけじゃない』
「義務教育なんデスから、仕方がありまセン」
『義務教育にしたのは誰だ』
「それは学園長にお尋ねになってくだサイ」
『学園長の部屋は何処だ』
「私がそれを答えると思いマスか? 今は授業中デスよ」
『力尽くで吐かせてやる』
宣戦布告の発言と共に、ソウエンの両手に蒼白い炎が揺らめく。
「困った、生徒サンデスね」
パチンと指を鳴らしたピエールの頭上には、五つの黒い玉が浮かんでいた。
「……なぁ、ちょっとやばくねぇ? アキラ」
小声で耳打ちするアズウェルに、アキラは頷く。
「せやなぁ……わいらも戦闘準備しとくで」
「真剣を持ってくればよかったな」
腕を組んで眉間にシワを寄せるマツザワに、アキラが半眼で返す。
「何言うとる、ミズナは後ろに下がっとれ」
「ふざけるな。風紀委員長として、放っておくわけにはいかない」
睨み合う二人の間に割って入って、ユウが落ち着いた口調で言った。
「皆さん、無理はなさらぬように……」
「うん、わかってる」
応じたアズウェルのワイシャツの裾を、スニィが引っ張り、首を振る。
『アズウェル、行かないで』
「あー、あー。めんどくせぇことになったッスなぁ」
コキコキと首をならしながら、カツナリは溜息混じりに天井を見上げた。
各々が戦闘態勢に入る中、乱入してきた教官二人が、不機嫌に声を上げる。
「そこまでだ」
異口同音に重なった制止は、アズウェルたちはもちろん、中央の二人にも効果があったようだ。
「ソウ、いい加減にしないと、オレも怒るよ?」
『……邪魔をするな』
「ソウエン!」
ぴしゃりと怒鳴りつけたショウゴは、小柄なソウエンを抱え上げる。
『放せ、ショウゴ』
「ソウ、少し頭冷やした方がいい。プールに投げ込んであげるから」
明るい口調で言われた台詞だが、ソウエンはショウゴの顔を見て硬直した。
怒っている。
それも、切れたのを通り越している。
『……だから学校など面倒なだけなんだ』
しょんぼりと項垂れるソウエンと珍しく切れたショウゴを見送り、ルーティングはピエールを睨みつけた。
「首にされたくなかったら、大人しく黒板に突き刺さったステッキを抜いて、帰れ」
「まだ、授業は終わっていまセンよ?」
「今日はもう終わりだ。そのバーコード頭も何とかしてこい。傀儡のくせに無駄なところまで凝るから、生徒に馬鹿にされるんだ」
裏でクエンに事情を聞いていたルーティングは、問答無用だと言わんばかりのオーラを放ち、ピエールを見据える。
「リアリティに欠けることは、傀儡師のプライドに反しマスから。……終わりということならいいでショウ。せっかくの特注シルクハットも台無しにされてしまいマシタから、私はこれから帽子屋に行ってきマス。では失礼」
パチンという音が鳴ったと思った時には、ピエールの姿も、黒板に串刺しにされていたシルクハットも、問題の一因とも言えたステッキも、綺麗さっぱり無くなっていた。
「今日の講義はこれで全部終わりにする。お前たちは黒板の修理をしろ。……それと」
はぁ、と溜息を一つついて、ルーティングは額を右手で覆った。
「アズウェル・クランスティとカツナリは職員室に来い。今、すぐだ」
「うぇ~」
「俺もッスか……」
本当に、心底思う。
仕事をこれ以上増やさないでくれ、と。
早く休みが来ないだろうか。
「まだ……随分先だな」
学校が終わるのは梅雨の終わり。
それまでは、身を粉にして働かなければならないのだ。
未だに渋っている二人を睨み、苦労人ことルーティングは、厳かに言い放つ。
「問答は、無用だ」
校舎の外を舞う花弁たちも。
今日もまた、教室の修理を行うZ組の生徒たちも。
その彼らに頭を悩ませるルーティングも。
皆、春の日常そのものだった。
Fin.
「あ、すんません」
春のうららかな日差しが差し込む中、学園一の問題児クラス、Z組は英語の授業を受けていた。
担当教師は、日本語が若干……いや、かなりよたよたしているピエールだ。
「……それでは、次の段落、カツナリ君読んでくだサイ」
「ちっ、俺かよ」
「返事はどこへ置いてきたのデスか?」
「う、うー……」
「Stop!」
半眼でめんどくさそうに返事をしようとしたカツナリの声は、しかしピエールの怒声で遮られた。
「アズウェル・クランスティ! 教科書をなサイと言っているのに、どこを見ているのデス!?」
「え、あ、いやぁ……」
最前列にいるアズウェルは、決まりの悪そうに苦笑いを浮かべた。
「アズウェル……上に何かあるのか?」
アズウェルの左隣。
そこは風紀委員長マツザワの席だ。
ピエールに聞き取られない程度の小声で囁いたマツザワは、ゆっくりと上がるアズウェルの視線を追う。
「えっと、その……」
教科書ではなく、ずっとアズウェルが見ていたもの。
「何デスか。言いたいことがあるのなら、ハッキリと言いなサイ」
それは、ピエールの無駄に長いシルクハット。
鋭い眼光に気圧されて、渋々と言葉を紡でいく。
「えーと、ディオウが……その、室内で帽子被ってると、禿げるっつってたんですけど……」
教室内が、一瞬無音に包まれた。
そして怒号一発。
「禿じゃねぇッス、坊主ッス!!」
前から四番目、窓際の椅子が大きな音を立て、勢いよく床に叩きつけられた。
本来なら、後ろの席の机にぶつかるのだが。
窓際の列最後尾。教卓から見て一番右端に位置する机は、椅子がギリギリ当たらないところまで下がっている。
『……』
突然立ち上がり、行儀の悪いことに片足を机に乗せ、大声を張り上げているカツナリ。
その背中を副ルーム長のソウエンは無言で睨みつけていた。
「デスから、何が言いたいのデス?」
「いやぁ、だから、ピエール先生、禿げてるんじゃねぇかなぁって……」
再び緊迫した空気が教室を呑み込む。
一拍間を置いて、またカツナリが吠えた。
「だから禿じゃなくて、坊主ッスーっ!!」
「Shut up!!」
両手で弄んでいたステッキを、切れたピエールが投げつける。
ステッキの照準は吠えている応援団長カツナリ。
「うお、あっぶねぇッス!」
持ち前の俊敏さで飛び上がったカツナリは、目玉を潰そうと突っ込んできたステッキを見事に回避する。
みしっという、不吉な音が教室内に響いた。
『いい加減にしろ』
地を這うようにソウエンが唸る。
生徒も、窓も、ノートも。
皆、鬼神の怒りに触れまいと、身を固くする。
『さっさと授業を進めろ、馬鹿教師!!』
学園一残虐と評される教官を馬鹿呼ばわりした挙げ句、ソウエンは右手で掴み取った〝手形に歪んだステッキ〟を投げ返す。
そのステッキは先程より数倍速度を上げ、反抗に目を丸くしているピエールのシルクハットに突き刺さる。
地響きを伴い、教室に緊張をもたらす轟音。
ステッキが刺したものは、シルクハットだけに留まらず、教官の背後に佇む黒板の中心を貫いた。
「っ!?」
予想もしていなかった襲撃に、ルーティングは抱えていた書類の山を投げ捨て、後方に飛び退いた。
咄嗟に対応していなかったら、突如現れた黒い凶器に串刺しにされるところだった。
「たっちゃ~ん、何ちらかしてるのー?」
「おい……ショウゴ。今Z組は何の科目を受けている?」
苛立ちを抑えたルーティングの問いに、ショウゴは呑気に答えた。
「確かー、ピエールせんせーの英語だったかなぁ。どうかしたの~……って、たっちゃん?」
最後まで聞くことなく、ルーティングは職員室の扉を開ける。
職員室の右隣は問題児の巣窟Z組だ。
監視も兼ねて隣にしたのが仇になった。
こんな物騒なものが突き出してきたら、落ち着いて事務整理もできやしない。
「誰だ、ステッキを投げたのは!」
扉を開け放つと同時に、怒声を張り上げる。
席に着いているべき生徒たちは、皆あちらこちらに散らばっていた。
アズウェルの背後にぴたりと寄り添うスニィ。
嫌がるマツザワの手を引き、ユウと共に彼女を自分の背後に隠すアキラ。
窓枠によじ登り、ことの成り行きを見守るヒウガたち不良。
あ~あと言わんばかりに、頭の後ろで腕を組み溜息をつくルーム長クエン。
その他に生徒たちもそれぞれ壁や窓に沿って並び、教室中央で繰り広げられている無言の冷戦を見守っていた。
「どう、なってる……?」
状況を飲み込めないルーティングが呟くと、背後から「あっちゃ~」という情けない声がした。
「ソウが犯人なの~?」
まったく、ソウエンをそこまで怒らせないで欲しい。
と、がくりと両肩を落とすショウゴである。
そう、現在教室の中心で教官ピエールと睨み合ってるのは、成績優秀、運動抜群、学園一位を争う優等生……のはずのソウエン。
保護者的立場のショウゴにしてみれば、息子が問題を起こしたに等しい。
あとで学園長からじきじきに呼び出しがかかるだろう。
「ソウ、ソウー! もぉー、何やってるのー!」
誰もが固唾を呑んで見守る中、ショウゴは仁王立ちしているソウエンの元に足を運ぶ。
『この馬鹿が、授業を進めないから悪いんだ』
平然と言い放った優等生に対し、英語教師は冷たく返す。
「授業をまともに受けないクラスに入れられた、貴方自身の責任でショウ」
しかし、ソウエンも負けてはいない。
優等生対教官の弁戦が開幕する。
『俺は、好きでここに来たわけじゃない』
「義務教育なんデスから、仕方がありまセン」
『義務教育にしたのは誰だ』
「それは学園長にお尋ねになってくだサイ」
『学園長の部屋は何処だ』
「私がそれを答えると思いマスか? 今は授業中デスよ」
『力尽くで吐かせてやる』
宣戦布告の発言と共に、ソウエンの両手に蒼白い炎が揺らめく。
「困った、生徒サンデスね」
パチンと指を鳴らしたピエールの頭上には、五つの黒い玉が浮かんでいた。
「……なぁ、ちょっとやばくねぇ? アキラ」
小声で耳打ちするアズウェルに、アキラは頷く。
「せやなぁ……わいらも戦闘準備しとくで」
「真剣を持ってくればよかったな」
腕を組んで眉間にシワを寄せるマツザワに、アキラが半眼で返す。
「何言うとる、ミズナは後ろに下がっとれ」
「ふざけるな。風紀委員長として、放っておくわけにはいかない」
睨み合う二人の間に割って入って、ユウが落ち着いた口調で言った。
「皆さん、無理はなさらぬように……」
「うん、わかってる」
応じたアズウェルのワイシャツの裾を、スニィが引っ張り、首を振る。
『アズウェル、行かないで』
「あー、あー。めんどくせぇことになったッスなぁ」
コキコキと首をならしながら、カツナリは溜息混じりに天井を見上げた。
各々が戦闘態勢に入る中、乱入してきた教官二人が、不機嫌に声を上げる。
「そこまでだ」
異口同音に重なった制止は、アズウェルたちはもちろん、中央の二人にも効果があったようだ。
「ソウ、いい加減にしないと、オレも怒るよ?」
『……邪魔をするな』
「ソウエン!」
ぴしゃりと怒鳴りつけたショウゴは、小柄なソウエンを抱え上げる。
『放せ、ショウゴ』
「ソウ、少し頭冷やした方がいい。プールに投げ込んであげるから」
明るい口調で言われた台詞だが、ソウエンはショウゴの顔を見て硬直した。
怒っている。
それも、切れたのを通り越している。
『……だから学校など面倒なだけなんだ』
しょんぼりと項垂れるソウエンと珍しく切れたショウゴを見送り、ルーティングはピエールを睨みつけた。
「首にされたくなかったら、大人しく黒板に突き刺さったステッキを抜いて、帰れ」
「まだ、授業は終わっていまセンよ?」
「今日はもう終わりだ。そのバーコード頭も何とかしてこい。傀儡のくせに無駄なところまで凝るから、生徒に馬鹿にされるんだ」
裏でクエンに事情を聞いていたルーティングは、問答無用だと言わんばかりのオーラを放ち、ピエールを見据える。
「リアリティに欠けることは、傀儡師のプライドに反しマスから。……終わりということならいいでショウ。せっかくの特注シルクハットも台無しにされてしまいマシタから、私はこれから帽子屋に行ってきマス。では失礼」
パチンという音が鳴ったと思った時には、ピエールの姿も、黒板に串刺しにされていたシルクハットも、問題の一因とも言えたステッキも、綺麗さっぱり無くなっていた。
「今日の講義はこれで全部終わりにする。お前たちは黒板の修理をしろ。……それと」
はぁ、と溜息を一つついて、ルーティングは額を右手で覆った。
「アズウェル・クランスティとカツナリは職員室に来い。今、すぐだ」
「うぇ~」
「俺もッスか……」
本当に、心底思う。
仕事をこれ以上増やさないでくれ、と。
早く休みが来ないだろうか。
「まだ……随分先だな」
学校が終わるのは梅雨の終わり。
それまでは、身を粉にして働かなければならないのだ。
未だに渋っている二人を睨み、苦労人ことルーティングは、厳かに言い放つ。
「問答は、無用だ」
校舎の外を舞う花弁たちも。
今日もまた、教室の修理を行うZ組の生徒たちも。
その彼らに頭を悩ませるルーティングも。
皆、春の日常そのものだった。
Fin.